慶應卒の男三人が、東京と名古屋で企業に勤めながら、そこそこ幸せな生活を持ちつつ、歳も30代中盤に入るなかで、「このままでいいのか」と自問自答を繰り返しながら、自分たちの力で何ができるか、何かできないか(起業、NPOなど)ととにかく試行錯誤するストーリー

慶應卒の男三人が、東京と名古屋で企業に勤めながら、そこそこ幸せな生活を持ちつつ、歳も30代中盤に入るなかで、「このままでいいのか」と自問自答を繰り返しながら、自分たちの力で何ができるか、何かできないか(起業、NPOなど)ととにかく試行錯誤するストーリー

傾聴/カウンセリングについて

私は「傾聴」「カウンセリング」について、今、良い印象を持っていない。

 

正確には、元々 学生時代にはカウンセリングに興味があり、

C.R.ロジャースの理論、傾聴についても本を読んでいたこともある。

経済学を単位は落としたが、

他学部の「心理学」の講義をこっそり出席して聞いていたこともあるくらいだ。

 

On Becoming a Person

On Becoming a Person

  • 作者:Rogers, Carl
  • 発売日: 2003/04/20
  • メディア: ペーパーバック
 
プロカウンセラーの聞く技術

プロカウンセラーの聞く技術

  • 作者:東山 紘久
  • 発売日: 2000/09/01
  • メディア: 単行本
 

「受容」「共感」「傾聴」などの重要さは理解できるし、

日常生活、社会人生活を送る上では大切なことだと思う。

 

それでも、良い印象がない。

正確には、「傾聴」および「カウンセリング(カウンセラー)」に良い印象がない。

 

もちろん、学術的な心理学、カウンセリングを否定したいなどと大それたことを

考えている、意見したいわけではない。

 

私がそう思う理由は、

単純な話、社会人になって以降、「友人」と「私」のたった2回のケースでしかないが

傾聴、カウンセリングで救われなかったからである。

目前の状況を心理的な内面においても、対外的な環境においても

状況が改善しなかった。(むしろ悪化してしまった・・・)

 

もちろん、カウンセラーの方の落ち度があったわけではないと思う。

話をよく聴いてもらえた。

 

 

しかしながら、事実、状況がよくならなかった。

傾聴、カウンセリングだって、万能ではないし、即効性があるとは限らないのは

もちろんわかっているつもりではいたが。

 

では、現実には、私達はどうなったのか。

 

少なくとも、「私」について、助けとなったのは

・・・・・・

矛盾しているかもしれないが、やはり「傾聴」だったかと思う。

 

但し、それはカウンセラーの傾聴ではなかったが。

傾聴し、私の内面や環境を力づくで改善してくれた人がそばにいてくれた。

本当に、本当に、ありがたいことだが。

 

そういった経験から、私の現時点の結論は

どのようによりも、「誰が」に重きを置いている。

 

そういった考え方のもと、「夢を売る方法」を考えることに

すごく、難しさ・自己矛盾を感じてしまっている。

 

理由は私の考えでは、夢を売る方法は

誰が売るか次第となってしまう。(方法論の確立は勿論だが、1番は誰が売るのか)

 

だからこそ、壮大な「人づくり」をしていくことを考えるべきなのか・・・

悩みは尽きないので、大好きな以下の本を読み返そうと思う。

 

悩む力 (集英社新書 444C)

悩む力 (集英社新書 444C)

  • 作者:姜 尚中
  • 発売日: 2008/05/16
  • メディア: 新書